でぶててのWEB録

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GAリマーケティングのススメ(2/2) ~導入・準備編~

GAリマーケティングの準備の準備

GAリマーケティングにトライするには、
Googleアナリティクスの導入が不可欠です(当たり前とか言うn・・・ゲホゲホ)

しかし、
・他の解析ツールが使用している
・解析担当者に実権を握られている
・プランナー/営業が理解していない
・アナリティクスを共有してくれない
・そもそもアナリティクスがわからんっ! と、
導入しようにもできない場合があります。

そんなときはとにかくがんばるしかないのですが、
リマーケティングの精度をあげ、獲得単価を最適化し予算の再分配をすることで、
WEBプロモーションの効果を引き上げられます。と、説得してみてはいかがでしょうか?


導入しなければ何も始まりません。


億劫なこともあるかもませんが、
あの手この手で説得しましょう。

※現場畑の人間で営業/プランナーではないため、
効果的な文句というものを知りません。説得力にかける文書で申し訳ないです。。。


GAリマーケティングの準備(注意点)

Googleアナリティクスを導入・実装したとします。
試しに失敗ありきで使うことが一番ですが、
それでも、絶対に注意すべき点を紹介します。


1.作成したリマーケティングリストは削除・リネームできない
Adwordsリマーケティングリストも作成したら、そのリストは削除できません。
しかし、リネームはできます。
GAリマーケティングではリストのリネームすらできません。
このため、ネーミングのルールを予め作ることをオススメします。


2.中身(集めたユーザーリスト)を変えてもリストはリセットされない
リネームやリストを集める対象を変更したからといって、
変更するまでに集めたユーザーリストはクッキーの有効な限りリセットされません。
新しくユーザーリストを集める場合は、

新規で作成したほうが無難です。
Adwordsリマーケティングも同様です。


3.用語の定義を確認する
Adwordsリマーケティングは、ページを指定することで「ページへ来訪したユーザー」へのリマーケティングを可能にします。GAリマーケティングはページ指定以外に「滞在時間」「訪問別PV」「新規/リピート」「リピート回数」などユーザーの行動をベースにしたリマーケティングが可能になります。
しかし、用語の定義を"類推"して運用することは危険です。
必ず用語の"正確"な定義を把握し、
その上で自分が狙っているユーザーへ配信が可能かを考えましょう。


4.ユーザーリストが溜まるスピードが遅い
Adwordsリマーケティングに比べ1~3日程度、溜まりが遅いです。
仕様上、仕方のない問題のようです。
(アナリティクスデータをAdwordsアカウントに同期する時間を要するため)


GAリマーケティングの準備(考え方)

リマーケティングの精度・結果は、
サーチ同様に運用者やバナー・LP次第で良くも悪くもなります。
その中で最大の効果を引き出すには、リマーケティングストーリの設計が必要不可欠です。

サイトへ流入したユーザーをカテゴライズし、

  • どういったユーザーに、
  • どういった訴求(テキスト・バナー)をするのか?-
  • その飛び先は?
  • フリークエンシーの上限は?
  • クッキーの保持期限は?
  • 何回接触したときに態度変容とみなすのか?

などなど・・・
考えれば考えるほどキリがありませんが、
PDCAを繰り返し少しでも"最適解"に近づけられる設計(仮説)をし、研究し続けることが大事だと考えています。


実践・実行

概論に近いですが、あとは実践し経験を積んでいくしかないと思います。
百聞は一見に如かず、やってなんぼのもんです。


ぜひ、トライしてみてくださいっ!



でぶてて

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