読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

でぶててのWEB録

PPC広告とか!タグマネジメントとか!WEB解析とか!だいたいそこらへん。

記事LPを評価するための、GoogleアナリティクスとGTMの設定(その1・課題と解決方法の提示)

Googleアナリティクス 考え方 Googleタグマネージャ(GTM)

記事型LPで、Googleアナリティクスの機能面(何を設定したら、何が見られるのか?)と Googleタグマネージャの設定方法(そのためには、どうしたらいいのか?)とを説明するための備忘用。今回は私の脳内思考フローも記載します。
※あくまで、与えられた課題へのソリューションの一例です。これだけが正解じゃないです。
※ヒートマップでわかるような定性的な情報は対象外

<目次>


要件定義と課題

提示された条件を提示します。社内で、問題文として出す場合とかはここだけ使ったらいいですよ。

<条件>

  1. 記事型LP・獲得LPは、それぞれ別ドメイン下にある。今は1枚ずつしか存在しない。
  2. 記事型LPは、獲得LP内に記載された商品をLP以上にわかりやすく記事調で書いたLPのことである。
  3. 記事型LP・獲得LPには、それぞれにGoogleアナリティクス・GTM・YTMを設置してあり、GoogleアナリティクスはGTM内、GTMとYTMはソース上に記載。管轄が異なるためアカウントが別々に存在。
  4. 記事型LPには、複数の外部リンクがあり、外部リンクには獲得LP以外の別ドメインへのリンク先も存在する。
  5. 獲得LPの先のCVは、獲得LPに記載された商品の購入とし、その際の商品は問わない。

<課題>

  1. 記事型LPを経由して獲得LPに送客した場合とそうでない場合とでCVRがどう変化するか、を検知するための指標づくり
  2. 指標の評価方法
  3. 指標作成と同時にできる、指標を使った集客モデルの構築

<課題背景>
広告を経由して獲得LPに飛ばすよりも、記事型LPも経由して獲得LPに飛ばすほうがCVRが上がりやすい傾向にあることはわかったが、何がどう影響しているかが見えないので出来得る限り可視化したい。


課題の解決方法がわかったら、勝手に設定していいよ☆と言われたので、もう設定は終わっています笑


課題を分割して、再定義する(課題1)

最重要な課題は、課題1。図に起こすとこんな感じ。
※手書きだけども許せください
f:id:debutete:20160821150942j:plain


まず、『記事型LPを経由して獲得LPに送客した場合』が曖昧な表現なので、この文章を正確に定義(再定義)する。
結論からいうと、正確な定義は、

「何かしらの流入方法で記事型LPを表示し、記事型LP内の記事を精読した、もしくは、記事型LP内にある獲得LPをリンク先としているリンクをクリック(タップ)したユーザーが間接的・直接的問わず獲得LPを表示した場合」

となる。


「記事型LPを経由して」が意図するところは、記事型LPを読んでもらうことで商品理解・啓蒙ができたであろうというユーザーの状態を指すので、「記事型LP内の記事を精読した」という条件が必要。この状態のユーザーが、直接的に獲得LPに行かずとも、他の流入経路を経て獲得LPにたどり着いたとしもその状態が維持されていると考えると「間接的に」という表現も必要になる。


課題解決に必要な指標の整理(課題2)

前項の定義により必要なデータは、

  1. ユーザーの流入方法
  2. 記事の読了数(精読数)
  3. 記事を読了したユーザーが獲得LPを表示した数(間接)
  4. 獲得LPに遷移した数(直接)

となる。
読了数(精読数)は意見が分かれるところではあるが、

  • 一定時間以上の滞在時間(ページ内滞在時間)
  • スクロールによる到達度(ページ内スクロール率)

を指標とすることが多い。それぞれメリット・デメリットはあるが、

  • 前者(ページ内滞在時間)であれば、試し読みをしてもらうそのサンプル数の中央値もしくは平均値
  • 後者(ページ内スクロール率)であれば、LPの長さに応じて記事末尾が全体の何割目にあたるかとして、そこまでスクロールした数

がルールになる。
掛け合わせた条件か、それぞれを単独指標に扱うかは判断者に委ねられる。


指標の測定可否と測定方法の選定(課題2)

前項で記載した必要なデータがどういった指標になり得るかとその測定方法を選定し、アウトプットする方法を確定する。Googleアナリティクスが前提ではある。

1)ユーザーの流入方法
記事型LPに設置しているGoogleアナリティクスのリファラー(参照元)を確認すれば、記事毎に測定可能。


2)記事の読了数
今回はページ内滞在時間を採用した。GTMとGoogleアナリティクスとを使い、Googleアナリティクスのイベントトラッキングを使うことで値を取得する。


3)記事を読了したユーザーが獲得LPを表示した数
クロスドメインラッキング・ページ内滞在時間を使うことで実装できるが、今回はクロスドメインラッキングができないため、アカウント間を超えての「獲得LPを表示した数」自体が取得できない。このため、今回はユニークな読了数のみとする。
※詳しい説明は割愛


4)獲得LPに遷移した数
「直接的に送客した」=「獲得LPをリンク先としているリンクをクリックしたユーザー」と定義。この定義をざっくり解釈すると、「外部リンクをクリックされた数」になる。「外部リンクがクリックされた数」は、Googleアナリティクスの初期設定のままではカウントできない。じゃあ、どうするか?Googleアナリティクスのオプション機能であるイベントトラッキングを使って計測する。イベントトラッキングは、サイトのソースを書き換えて初めて設定できる機能だけども、GTMが設置されてあればGTMからでも設定ができる。

これも記事の読了数と同様に、GTMとGoogleアナリティクスとを使ってイベントトラッキングとを使って値を取得する。ついでに、獲得LP以外への外部リンクの遷移数も取得する。


そして、Googleアナリティクスのゴール設定をすることで、より簡単に指標を確認するようする。


実際の設定方法と画面の確認方法

ここを次の記事でかきまーす。




copy right 2012 でぶてて