一目でわかる!リスティング広告とディスプレイ広告の概念図
アドテクノロジーの発達によりリスティング/ディスプレイ広告でも、
新メニューのリリースが立て続けに起こっています。
このため今回は新卒向け・・・というより、
WEB広告屋さんの頭の整理の一助になればと思って書いています。
※メニューが一通りそろったため、【決定版】を投稿しました。(15.05.13)tetesuke.hatenadiary.jp
「壁」が壊され始めた?
2013年7月にGoogle社がRLSA(Remarketing List for Search Ads;サーチリマケ―ティング)をリリース*1し、
2013年8月にYahoo!社がサーチターゲティングをリリース*2しました。
前者のGoogle社は、検索にリマーケティングの概念をもたらし、
後者のYahoo!社は、ディスプレイに検索の概念をもたらしました。
これの意味するもの何でしょうか?
私は、おそらく・・・
リスティング広告とディスプレイ広告の「壁」を
壊し始めたのではないかな・・・と思っています。
リスティング広告とディスプレイ広告の相関図
以前、
【まとめ】GDNサービスメニューを新卒向けにまとめてみたで
ディスプレイ広告の最新版として各メニューをまとめました。
今回はその改良版になります。
(図の見方)
- 左側(X軸のマイナス)が、サイトの面(ページ/特定の広告枠)
- 右側(X軸のプラス)が、ユーザー
- 上側(Y軸のプラス)が、ディスプレイ広告
- 下側(Y軸のマイナス)が、リスティング広告
(各広告メニューの名称と媒体)
- コンテンツターゲット(Adwords)
- トピックターゲット(Adwords), サイトカテゴリターゲティング(YDN)
- プレースメントターゲット(Adwords)
- デモグラフィックターゲティング(Adwords/YDN)*3
- インタレストカテゴリマッチ(Adwords), インタレストカテゴリ(YDN)
- サーチターゲティング(YDN)
- リマーケティング(Adwords), サイトリターゲティング(YDN)
- RLSA(Adwords)
リスティング広告とディスプレイ広告の今後
Yahoo!社がリリースして、Google社がリリースしていない
「サーチターゲティング」はGoogle社もリリースするだろうし、
同様に、Google社がリリースしてYahoo!社がリリースしていない
「サーチリターゲティング(RLSA)」もYahoo!社がリリースするだろうと思います。
そして、
概念図の右下(X軸でプラス×Y軸でマイナス)の部分である、
ユーザーカテゴリとリスティングの融合がなされるのでは?と思っています。
そうなると、
今の「キーワード(検索クエリ)」を買う(入稿する)だけでなく、
その「キーワード(検索クエリ)」×カテゴリを踏まえたうえでの入札になるので、
より一層CPCに変化がでてくるでしょう。
機能性(セグメント)の壁は壊され、
リスティング広告とディスプレイ広告の差は掲載面の違いだけで、
(セグメントという面では)同じフォーマットになる日も近いかもしれませんね^^
でぶてて
*1:http://adwords-ja.blogspot.jp/2013/07/rlsa.html
*2:http://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/2013/0805.html
*3:正式メニューとしてはなく、ターゲティングの手法の一つ。性別/年齢に対して配信する