でぶててのWEB録

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【持論】楽すること(効率化)の重要性について

効率厨による『楽する』論です。


良い意味、悪い意味

『楽する』 ・・・
と聞くと悪い印象を受けがちですが、
私は二つの意味があると思っています。

  1. 非効率/煩雑な業務を効率化/適性化し、質を維持もしくは向上させつつ、生産性を上げること
  2. 業務の完了までになすべき作業を、サボる/妥協するなどして維持すべき質を落とすこと

後者は・・・まぁなしですねw
悪い印象になりがちなのは後者に依ります。


もちろん私がいう『楽する』とは前者のことです。


良い意味での『楽する』ことは、常に考えるべきことであり、
「今ある対処法が最善手ではなく他に方法はないか?」
と思考し続けることでしょう。



楽することは生産性&モチベーションのアップ

作業における5つのハードル

5つのハードルを超えて、人は作業すると考えています。

  1. 重要性(作業を受ける人の業務量域内における優先順位)
  2. リピート性(同じような作業なのかどうか)
  3. 物理量的なハードル(作業量の多寡)
  4. 精神的なハードル(面倒くさい、手間/時間がかかる)
  5. 理解度/処理スキルのレベル(対処法への慣れ、背景の理解)

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図1:5つのハードルの相関図


ハードルをクリアするためには?

組織づくり、環境づくりもそうですが速効性はないでしょう。

マニュアル(人)で対応する部分(重要性/物理量)と
オート(自動/システム化)で対応する部分(リピート性/スキル)を明確に分け、

楽するために、
「出来ることから自動化できないか?」を考える。
「出来ないのであれば、出来るようにするためにはどうするか?」を考える。

当たり前のことですが、
現状に甘んじてる(最善手だと思い込んでいる)ことが往々にしてあります。


結果的に、『楽する』ことができれば、
ハードルが下がるため生産性のアップに繋がります。

しかも、
一度身に着いた思考回路はなかなか抜けないもの。
『楽する』ことへのモチベーションも上がり、
発想も広がります。

「三人寄れば文殊の知恵」と言いますが、
人が多ければ多いほど、
事象を多角的に見れるようになるので、新しい発見も生まれ『楽する』ことも増えていきます。



楽することは残業時間を減らすことにつながるか?

残業の主な原因は、業務量のキャパオーバーもしくは残業代狙い。
(後者はここで書くことではないので割愛)

前者は、生産性をあげることで減らすことができる。
とよく考えられていますし、私も考えていました。

が、しかし。

多少は減りましたが、大幅には減りません。

よくよく考えれば当たり前の話で、
生産性が上がることは、
受けきる絶対量が増える≒売り上げを増やすことになるので、
意識/無意識的に元の業務量より増やして/増えてしまいます。

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図2:業務負荷と割り当て


ではどうするのか?


ここは、組織の仕組みを徹底化するしかないと思っています。
私のチームも絶賛取組中ですが、
習慣化すればできるようになるのでは?と感じています。



今後、求められること

誰もが『楽する』ことを実行に移せる知識/スキルがあるわけではありません。
ただ、
こうならったら楽になるだろうな~(遠い目)と思うことは多々あるでしょう。

もう一歩!踏み込んで、
それを現実にするために動くことが求められます。
現場のことは、現場にしかわからんもんです。
動きましょっ!




ちなみに、
私は整備されていない単純作業と非効率な作業が大っ嫌いです。
受けるからには整備しますが、

「同じ作業を(受けた日から)3回以上発生する」場合は、
必ずシステム化するように心掛けています。

エクセルVBは最たる例ですね。


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