【SEO/SEM】検索エンジンと形態素解析について、実験してみる(3)~検証その2~
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以下、検証の続きです。
3.検証
3-2.漢字×ひらがな
例)ちりめん 生地
有料検索 | ちりめん + 生地 |
自然検索 | ちりめん + 生地 |
検索結果を見ると、
"ちりめん""チリメン""縮緬"と、ひらがな・カタカナ・漢字とすべてがbold表記されている。
逆に、「縮緬 生地」と検索してみると・・・
「ちりめん 生地」と検索したときと同様にひらがな・漢字はbold表記。
カタカナのみ非bold表記。
3-3.漢字×カタカナ
例)フレッツ光
有料検索 | フレッツ + 光 |
自然検索 | (フレッツ + 光) |
よくよく見ると傾向が違う。
1)フレッツの英語表記(flets)もbold表記。
※広告と自然検索
2)サイトリンクはboldされない
※広告の表示
※自然検索の表示
3)タイトル・本文ともにboldされたりされなかったりする
ここまでの結論の仮説
- 有料検索と自然検索とでは、形態素解析方法が異なる。
- 有料検索において、同一読みの場合に漢字・ひらがな・カタカナのどの表記でもbold表記がなされる。
- 無料検索において、同一読みの場合でも検索クエリの文字表記次第でbold表記される条件が異なる。
- サイトリンクはbold表記の対象外。
- Wikipediaのタイトルだけでなく、自然検索の中でタイトル・表示URL・本文で違う条件でbold表記がなされる。
- Yahoo!の独自コンテンツは完全一致のみbold表記になる