でぶててのWEB録

PPC広告とか!タグマネジメントとか!WEB解析とか!だいたいそこらへん。

【考え方】SEMプレイヤーとしての意識論

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特に本を読んだことはないけども、自身の経験の中で同僚に伝えていること。
異論反論万歳w


  1. 広告費を使うということ
  2. プロ意識をもつ
  3. 何事にも疑問をもつ
  4. 挑戦をやめないこと
  5. 数字がすべてではない
  6. 効率化できないか?を常に頭の片隅におく
  7. 人はミスする。ミスしない方法を組織的に考える
  8. できない理由ではなく、できる方法を考える
  9. 自分が今日死んでも何も起きないように
  10. 会社の冠を自分の冠と勘違いしない

1.広告費を使うということ

自社/広告主問わず「広告費を出す」ことは投資であり、直接的にしろ間接的にしろ利益を生み出さなければならない。大きい金額を取り扱っていると、小さい金額を取り扱いが雑になる人もいるけども金額の大小は関係なく、「投資されている」ことに責任を持つ必要がある。

広告運用で管理画面ばかり見ていると数字しか見えない。
「広告費はお金である」という感覚が鈍ってくる。

「もし、その広告費が自己資金だったら?」

もっとシビアに、もっと慎重になるはず。
広告運用には大胆さも必要だけども、
広告費を使うということはそんな簡単なもんではないでしょう。


2.プロ意識をもつこと

お金を預ける身からすると、担当者が運用初心者だろうとなかろうと結果を出してくれることがすべて。
結果を出せないのなら、結果を出せるように努力すればいいだけ。

自分に与えられた/自分が創り出した仕事に対して、プライドを持って責任を負って結果を出すことがプロ意識だと思う。


3.何事にも疑問をもつ

『会社の運用方針だから正しい』
『先輩が言っているから正しい』
『有名な人が言っているから正しい』
『媒体が媒体のシステム説明に書いてあるから正しい』

なぜ、その運用方針なのか?
なぜ、先輩/有名な人はそう言っているのか?
媒体のシステムは書いてあるように動いているのか?

「なぜ?」を進めることで、
先輩や有名な人が言っている背景や考え方を知ることができるかもしれない。
システムが正しく動いているのかどうかわかるかもしれない。

考え方やシステムを知ることは、本質を理解することにつながる。
だから、「なぜ?」をやめてはいけない。「なぜ?」がなくなるまで「なぜ?」を自身に問いかけることが必要。


4.挑戦をやめないこと

LPO、EFO、広告文のABテスト、サイト内導線の改善、流入導線の改善・・・WEBでできることは組み合わせを考えると無限に広がる。

やりきった感がある、というものはすべてをやり終えたと断言できる人が言う言葉。ただ、その人がやりきった感があるのとアナタがやりきった感は別物。先に書いた挑戦に繋がること。


5.数字がすべて、ではない

数字は後付け。現状から産まれた数字でしかない。クリエイティブが変われば、アウトプットされる数字も変わる。
数字を根拠にした分析(定量解析)、表現を根拠にした分析(定性解析)の両輪を持たなければ『カイゼン』は生まれない。

数字に固執してないか?
数字がすべてと思っていないか?

数字から創り出す仮説も大事だけども、それに対しての過信は良くない。


6.効率化できないか?は常に頭の片隅におく

作業効率を上げることは自身の生産性を上げることに他ならない。
仮に同じ作業を10分早く仕上げられるようになったとすると、20日出勤として年間で40時間分空きが生まれる。
効率化は意識しなければ生まれない、追い詰められなければ生まれないこともある。

時間は無限のようで有限。


7.人はミスする。ミスしない方法を組織的に考える

人が作業する以上、必ずミスは起きる。誰だってミスはするもの。

『先輩がするから大丈夫』
『あの人がするから大丈夫』
『この作業は慣れているから大丈夫』

そんなわけがない。
良い意味で自分を疑い、同僚も疑う。
ミスを問い詰めても意味がない。ミスが起きる環境、状況、体制が問題であって、その上に人の問題が生じる。

ミスに対する対応策を組織として対応しなければ、同じミスは必ず起きる。システムに置き換えられるのであればシステムに。できないのであれば二重チェックフローを作る。それでもミスが起きるなら、その体制をまた見直す必要がある。完璧は存在しないからこそ完璧に近づく努力をやめてはいけない。


8.できない理由ではなく、できる方法を考える

出来ない理由を考える暇があったら、どうやったらできるようになるかを考える。ネガティブではなく、ポジティブに。逃げるなら前に逃げる。何の解決にもならない思考は捨てた方がいい。


9.自分が今日死んでも何も起きないように

今日、仮に死んだとしても滞りなく業務が進むことが理想。そのための手段の一つとしてルール化は必要。組織の方向性によっては違うだろうけど、会社として仕事を受けるなら会社としての業務品質を下げることはあってはならない。

人で受注することがあっても、人に頼りきってはいけない。


10.会社の冠を自分の冠と勘違いしない

『○○会社の○○さん』として仕事を受けているのであって、『○○さん』が受けているわけではない。同僚の助けがあるからこそ、今の冠をかぶることができるのであってそれが『○○さん』自身の力だけではないことを解ること。

それがわからなければ、勘違いと傲慢を生む。


偉そうに書きましたが・・・

自分が後輩に共有していることをまとめる機会がなかったので、備忘録と自分への戒めをかねて。



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